“着るだけで愛になる”をコンセプトに家業の縫製技術を活かしてブランド「Blossom jiji」を運営するデザイナーの福守博子さんとaboveuのクリエイティブディレクター兼パーソナルスタイリストAkkiが、Blossom jijiのお洋服についてトークしました。

こちらが博子さんで30年前に発売していたランジェリーですか?すっごく可愛いです♡最先端…とても素敵ですね!

そうなんです、西洋からの波に乗って、とてもムードがある時代だったんです。映画に出てくるようなピンクのひらひらのネグリジェや、ワンピースのインナーとしてのスリップなどが流行で。スリップに関しては当時、日本の市場の5%のシェアを持っていました。そしてその後は、ジャケットのインナー製作に移行していきました。

最近は”ラク”や”安い”という言葉を理由に、「見えない部分は何を着てもいい!」もしくは、カップ付きのインナーウェアを着用する方も多いですが・・・やっぱりインナーウェアなど見えない部分のオシャレにこだわっていると、もしものことがあった時も、すぐに対応できますね!(笑)あっ、自信がもてますね!そして、程よい品の良さを醸し出すことができるレースって女性の多くが1度は着用したことがあると思うんです。 レース大好きです!(笑)とくにこちらは着心地が良く、素敵ですね。

そうなんです。スーツのインナーも素敵に、また上品なワンピースを、気軽に着てほしい。通常のレースと比べ、ストレッチレースは伸縮性があり、 座ったり立ったりも、とっても楽なんですよ。また、ファスナーがないので脱ぎ気が簡単なのもポイントです。

それはありがたいです!お仕事や、パーティの時も、ヒールを履いて動いていると、ただでさえ疲れてしまうことも多いので・・ワンピースが楽だと、お食事の時も、遠慮なくたくさん食べれますね(笑)。

それこそパーティーや結婚式、入学式や卒業式など、大事なシーンでも気軽に上品にお召しいただけると嬉しいです。

旅行での移動やお食事の時も、ストレッチレースだと、シワが気にならないですね!

折りたたんで収納していただいても、お召しになる数時間前に、ハンガーにかけていただくと自然にシワが落ちます。また座りじわなども気にならないんです。

縫製をする上で”レース”というのは非常に繊細なイメージがあるのですが、 ストレッチレースを使用するとなると、 伸縮性レースとレース2枚を縫い合わせがありますよね。高い技術を要すると思うのですが、縫製の技術者であれば作業はできるものなのですか?

日本でも限られた縫製技術者しか対応ができないんです。日本の縫製技術は海外でも一目置かれるものとして認識しております。最近は中国の縫製技術も注目はされていましたが、家業の縫製技術を生かしてワンピースを作りたいと思いました。

確かに日本の検品(モノづくりの最終工程)も優れているので、国内外から多数の依頼があると聞いたことがあります。細部まで丁寧に作りあげる日本の技術は誇らしいですし、際立つところですね。

現在、職人と呼ばれる技術者は年々、減少しています。そんな中でも縫製技術がしっかりとした、また着心地の良いワンピースを皆さまに届けたいと思っています。

本当に素敵です。最後に、こちらのレースは花柄のデザインでしょうか?こちらの柄にこだわられたのにも何か理由はありますか?

バラや椿など、植物の周波数は、特に女性に元気を与えてくれます。服をお召しいただくだけで、一人でも多くの女性が笑顔だとHAPPYですよね。

早速、クリアのサンダルや、華やかなピンクやブルーのパンプスと合わせたいです♡ありがとうございました。